アイリスオーヤマ サウンドバー【HT-SB-115】音質モードの違いを確認してみた

どうもこんにちは
ボブさんです

別記事でアイリスオーヤマのサウンドバー【HT-SB-115】を紹介しました
紹介記事では音質についての記載もしましたが、
感覚的になってしまいました
今回は周波数という観点で【HT-SB-115】の音特性を伝えていきます

どんな違いがあるかの参考にしていただければと思います

では、少し見ていきましょう

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目的

アイリスオーヤマのサウンドバー【HT-SB-115】で設定できる3種類の音質モードの違い周波数の観点で調査します

内容

アイリスオーヤマのサウンドバー【HT-SB-115】にはNEWS・MOVIE・MUSICの3種類の音質モードがあります
実音を聞き比べると各音質モードの違いはわかるのですが…
音質の違いを口や文章で説明すると、どうしても感覚的になってしまいます

そこで今回は

スマホアプリ【spectroid】を使い、【HT-SB-115】の音質モードの違い

を視覚的に確認していきます
NEWS・MOVIE・MUSIC各音質モードの測定を行い、3つの波形を重ねて違いを探していきます

使用機器および確認環境

使用機器

機材名 機材名称/メーカー
テレビ アイリスオーヤマ Fiona
サウンドバー アイリスオーヤマ HT-SB-115
スマートフォン  f-02h
アプリ spectroid

スイープ音を流すために、クロームキャストとYou Tubeを使用

環境

場所 室内
時間帯
接続 光デジタルオーディオケーブル


【HT-SB-115】の前に測定用のスマホを置き測定をします

確認方法手順

  1. You Tubeでスイープ音の動画を再生する
  2. spectroidを使い低音から高音のデータを取得する

上記作業をNEWS・MOVIE・MUSIC、各音質モードでおこないます

【spectroid】の見方

横軸は周波数、縦軸はデシベル(音圧)を示します
周波数は右に行くにつれて高く(高音)、左に行くにつれて低く(低音)になります

音圧は上に行くほど、その周波数の音が大きくなっていることをしめします
スイープ音を流し低周波数から高周波数に行くにつれての音圧レベルを確認していきます

確認結果


1.NEWS・MOVIE・MUSIC
各音質モードの結果は以下のようになります

ここから先は測定した波形をで重ねて違いを探していきます


2.News・MOVIE

色を変えて重ねています

80Hz〜300Hzまでを比較すると、MOVIEの方がNEWSより音圧が高くなりました

300〜8,000Hzあたりまでは差があまりありません

8,000Hzを超えた辺りから、MOVIEの方がNEWSよりは音圧が高くなりました
また、NEWSの方がMOVIEより低い周波数で音圧が下がりきります

3.MOVIE・MUSIC

色を変えて重ねています

60Hz〜10,000Hzまでは差はありませんでした

10,000Hzを超えるとMOVIEよりMUSICの方が音圧が高くなりました


3.MUSIC・NEWS

色を変えて重ねています

結果は「NEWS・MOVIE」と類似しているため詳細は割愛します

※測定結果が見難かったため、色等を加工して表示しています

まとめ

NEWSについて

MOVIE・MUSICにくらべて、低音域・高音域の音圧が低くなりました
人の声は100〜1000Hz程度だそうです
低音域・高音域を抑えることで、声の聞き易い音質を実現してると考えられます

MOVIE

MUSICに比べて高音域の音圧が低くなりました
高音域を抑え低音域の音圧を上げることで低音が強調されようです
映画などの臨場感を楽しみたいコンテンツにはいいのかもしれません

MUSIC

低音と高音の音圧が最も大きい結果になりました
MOVIEとMUSICで聞き比べると、MOVIEより高音域の音圧が高くなることで、
全ての音域が均等に出ている感じがします
音楽を聴くことでこの差はよくわかります
ギターやピアノなどの高音域楽器とドラムベースなどの低音域楽器の音が聴き取れるため、音楽は聴きやすくなる印象です

以上、各音質モードの音質特性を比較していきました
結果から【HT-SB-115】は低音域と高音域を調整することで、コンテンツに合った音質を作り出しているようです

MUSICは他のモードに比べて低音・高音の音圧が高い事から、スピーカー性能を最大限活せるモードだと思います
ただし、性能を最大限活かせると言っても、MUSICが最も良い音質ではないと思います

情報番組で低音域や高音域が強ければ人の声は聞き難くなります
低音域や高音域を抑えた状態で音楽を聴いても物足りません
低音域と高音域とが均等であれば、爆発音などの臨場感生まれず映画なども物足りなりません

コンテンツに合わせて音質モードを選ぶ必要があると感じます

確認結果からの個人見解含めてまとめてみました
【HT-SB-115】は音質モードごとに特徴があるため、適したモードを選ぶことでコンテンツをより楽しむことができると思います

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

注意事項

今回の調査は製品に対する優劣をつけることが目的ではありません

測定機器はスマートフォンアプリを使用するため精度は高くありせん
記載する数値はあくまでも参考値であり、製品仕様・機能・性能を保証するものではありません

また、本記事での個人的主観・感想についても製品の仕様・機能・性能を保証するものではありません

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